他の研究会案内 of 韓国・朝鮮文化研究会

以下のように、講演会・シンポジウムの案内が来ておりますのでご案内いたします。

 本研究会会員より下記のシンポジウムの案内を会員の皆様に流して欲しいとのご依頼がありました。
 韓国朝鮮研究とも関連がございますので会員の皆様にお知らせいたします。詳細等につきましては、下記をご参照ください。



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    11月26日 第3回「東方地中海基層文化研究」研究会開催
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関係各位

先にもお知らせしましたが、以下のように研究会を開催します。

11月26日、土曜日、2時半~5時半
発表者  金 恵貞(キム・ヘジョン 京仁教育大學校音楽教育科副教授)
表題  「傳統音樂を通してみた全羅道人の音樂的志向」
場所  慶應義塾大学 三田キャンパス 大学院棟8階共同研究室1

…このような全羅道の人々の美的志向性は、民謡の現地調査時にもよく現れる。全羅道の人々は澄んでいて高い、きれいな声を良い音色として評価しない。音程や拍子が正確に合っていたとしても、行きすぎた美声であっては、歌が上手いという評価を受けにくい。全羅道の人々はなぜか、古い味わいのある、熟成された粗粗しさを良い声とみなすのである。あたかも人々の人生がそういったものであるかのように、である。苦難と逆境の後に甘美な休息が訪れるように、順調で美しいだけの声には楽しさと悲しみを込めにくい。全羅道の人々は「影のある声」、まさにそんな声を好む。こうして、きれいなだけではない粗い声に、より深い味わいを見いだすことになる。
(金恵貞「伝統音楽を通して見た全羅道人の音楽的志向」より)

全羅道の音楽が「韓国音楽全体において、相当な比重を占めている」のはよく知られているところです。全羅道人は古来、歌と演奏、踊りにすぐれ、そして近代的にはスポーツや芸術活動において人材を輩出してきました。その基層のところにある音感、音楽はどんなものなのか。
 今回は長年、民俗音楽を研究してきた専門家、金恵貞氏をお招きし、多様な全羅道音楽を実地採録したものに基づいて解き明かしてもらいます。

 金恵貞氏は韓国精神文化研究院韓国学大学院終了(博士)。現在、京仁教育大学校音楽教育科副教授。そのほか、仁川広域市文化財委員、京畿道文化財委員兼任。
 主要著書に『우리 몸에 새겨진 삶의 노래 강강술래(わたしたちの身にきざまれた人生の歌カンガンスッレ)』(2004), 『女性民謠의 存在樣相과 傳承原理』(2005)、『京畿道의 鄕土民謠』(2006)、 『북녘땅 우리소리(北の地のわたしたちの歌) 樂譜資料集』(2007)、『初等國樂敎育의 理解와 實際』(2008)、『판소리(パンソリ) 音樂論』(2009)、『伽倻琴竝唱』(2010)など。学位論文は「女性民謠の音楽的存在樣相と傳承原理―全南地域を中心として」(2003年)です。